リンクタイプ Plus 概要

リンクタイプ Plusとは

リンクタイプ Plusは、画面遷移型のインタフェースで、決済機能とカード編集機能を提供しております。
加盟店様サイト上に各機能のURLを配置し、お客様が当該URLにアクセスすると、弊社サイトのリンクタイプ Plus決済画面、またはリンクタイプ Plusカード編集画面に遷移します。

・決済機能
お客様はリンクタイプ Plus決済画面上で複数の決済手段から、希望の決済手段を選択して決済手続きを行うことが可能です。
お客様の決済手続きが完了すると、再び加盟店様サイトに画面遷移できます。

・カード編集機能
お客様はリンクタイプ Plusカード編集画面上でカード追加、編集、削除の手続きを行うことが可能です。
お客様のカード編集手続きが完了すると、再び加盟店様サイトに画面遷移できます。

リンクタイプ Plusでは決済手続きやカード編集を弊社サイト上で行うため、カード番号等のセンシティブな情報が加盟店様サイトを通過しません。
リンクタイプ Plusの画面は様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)に適したレイアウトを表示する、レスポンシブデザインを使用しており、お客様が使用するデバイスの制約を受けません。また、多言語表示にも対応しております。

ワンポイント

多言語対応状況(2020年3月現在)
・日本語
・英語
・中国語(簡体字)

決済機能

本章では決済機能を解説します。

処理フロー
処理フロー説明
  1. 購入
  2. リンクタイプ Plus決済URLに誘導
  3. 決済手続き(お客様 → 当サービス)
  4. 決済完了通知(当サービス → 加盟店様)
  5. 決済結果表示(当サービス → お客様)
  6. 加盟店様サイトへ画面遷移(お客様 → 加盟店様)
利用イメージ

リンクタイプ Plusを利用した決済手続きを以下に示します。

事前準備

管理画面にログインし、リンクタイプ Plus設定画面で決済画面デザインや各種決済手段のデフォルト値を設定します。
決済画面はかんたんテンプレートまたはオリジナルデザインテンプレートから選択できます。

リンクタイプ Plus決済URLの生成および加盟店様サイトへの埋め込み

加盟店様サイトの購入手続き処理において、オーダーID/金額/お客様氏名等の決済に必要なパラメータを元にリンクタイプ Plus決済URLを生成します。
生成したリンクタイプ Plus決済URLのリンクを加盟店様サイトに埋め込みます。

リンクタイプ Plus決済URLの例

・決済の実行パラメータセットが含まれるURL
https://[ドメイン]/v1/plus/tshop00000000/checkout/eyJjb25maWdpZCIjAwMSIsInRyYW5zYvIjpudWxsLCJFeHBpcmUiOm51bGx9fQ==.592df5cd524d6aeccb45b3cf064353f10

・決済画面を表示するキーが含まれるURL
https://[ドメイン]/v1/plus/tshop00000000/checkout/56b5aea3704d2ca4d68a3a6430a09d78b60da60f94164b13a4746593d49ffa9c

リンクタイプ Plus決済URLへの遷移

お客様が加盟店様サイト上でリンクタイプ Plus決済URLを埋め込んだリンクをクリックすると、弊社のリンクタイプ Plus決済画面に遷移します。

リンクタイプ Plus決済画面上で決済手続き

決済手段を選択します。

決済手段に応じた入力項目が表示されるため、必要な情報を入力し次へボタンを押下します。

決済内容を確認して確定ボタンを押下します。

決済手続きが行われ、レシートページが表示されます。

「サイトに戻る」ボタンを押下すると加盟店様サイトに画面遷移します。
画面遷移する際にリクエストパラメータとして決済結果情報が返却されます。

注意

・リンクタイプ Plusを使用するには必ず管理画面での設定が必要になります。 管理画面マニュアルをご覧頂き、設定を行ってください。最大5つまで登録することが可能です。
・リンクタイプ Plus決済URLには、取引を識別するためのユニークなID(オーダーID)を付与する必要があるため、購入手続きごとにリンクタイプ Plus決済URLを生成する必要があります。

ワンポイント

・リンクタイプ Plus決済URLは管理画面からも作成可能です。
・決済画面はかんたんテンプレートまたはオリジナルデザインテンプレートから選択できます。本ドキュメントでは初期値の「designA」を使用しています。
・レシート画面をスキップし、決済手続き後に加盟店様サイトへリダイレクトする設定が可能です。詳細はリンクタイプ Plusインタフェース仕様(決済共通)の実行パラメータ項目(決済共通部)をご覧ください。

取引状態

表 リンクタイプ Plusで設定される取引状態一覧(決済)

取引状態 説明
URL発行済み CREATE 決済URL取得APIを実行して、URLを発行した状態
メール送信済み SEND お客様に決済URL案内メールを送信した状態
決済開始 PAYSTART リンクタイプ Plus決済URLにお客様がアクセスし決済入力画面を表示した状態
確認中 CONFIRM お客様が決済選択/入力画面上で確定ボタンを押下し、決済確認画面を表示した状態
決済手続中 REQPROCESS お客様が決済確認画面上で確定ボタンを押下し、決済処理が開始された状態
要求成功 REQSUCCESS ・お客様が決済手続きを完了し、お客様の入金処理が必要な状態
・本人認証サービスを利用し、お客様が認証中の状態
決済完了 PAYSUCCESS 決済手続きが完了した状態
決済失敗 ERROR 決済手続きが失敗した状態(お客様の操作による決済手続きの中止を含みます)
期限切れ EXPIRED 加盟店様が指定した取引有効日数内に決済手続きが完了しなかった状態
無効 INVALID 加盟店様の操作によりリンクタイプ Plus取引が無効化された状態(加盟店様による取引中止)

カード編集機能

本章ではカード編集機能を解説します。

処理フロー
処理フロー説明
  1. カード編集
  2. リンクタイプ Plusカード編集URLに誘導
  3. カード編集手続き(お客様 → 当サービス)
  4. カード編集完了通知(当サービス → 加盟店様)
  5. カード編集結果表示(当サービス → お客様)
  6. 加盟店様サイトへ画面遷移(お客様 → 加盟店様)
リンクタイプ Plus(カード編集)の利用イメージ

リンクタイプ Plusを利用したカード編集手続きを以下に示します。

事前準備

管理画面にログインし、リンクタイプ Plus設定画面で画面デザインのデフォルト値を設定します。
カード編集画面はかんたんテンプレートまたはオリジナルデザインテンプレートから選択できます。
※決済にて設定を行っている場合は設定不要です。

リンクタイプ Plusカード編集URLの生成および加盟店様サイトへの埋め込み

加盟店様サイトのカード編集手続き処理において、会員ID/カード編集番号等のカード編集に必要なパラメータを元にリンクタイプ Plusカード編集URLを生成します。
生成したリンクタイプ Plusカード編集URLのリンクを加盟店様サイトに埋め込みます。

リンクタイプ Plusカード編集URLの例

・カード編集の実行パラメータセットが含まれるURL
https://[ドメイン]/v1/plus/tshop00000000/member/eyJjb25maWdpZCI6IjAwMSIsIm1lbWJlciI6eyJNZW1iZXJJRCI==.717a77553594e31c3ef8aae84e3fd789461df6970e56c722074c469d3bfe44bf

・カード編集画面を表示するキーが含まれるURL
https://[ドメイン]/v1/plus/tshop00000000/member/695ccfbdfa39279b05389e7db8fb0cd7f5346ebddc568f809036c0985c4d10f1

リンクタイプ Plusカード編集URLへの遷移

お客様が加盟店様サイト上でリンクタイプ Plusカード編集URLを埋め込んだリンクをクリックすると、弊社のリンクタイプ Plusカード編集画面に遷移します。

リンクタイプ Plusカード編集画面上で編集手続き

必要な情報を入力し、次へボタンを押下します。

編集内容を確認して確定ボタンを押下します。

カード編集が行われ、結果ページが表示されます。

注意

・リンクタイプ Plusでは同一のクレジットカード情報(クレジットカード番号、有効期限)を重複して登録できません。

ワンポイント

・上記サンプルは会員の初回登録時となります。すでにカード登録済みの会員を指定された場合、カード編集、カード削除が可能です。
・結果ページをスキップし、カード編集後に加盟店様サイトへリダイレクトする設定が可能です。詳細はリンクタイプ Plusインタフェース仕様(カード編集)の実行パラメータ項目をご覧ください。

取引状態(カード編集)

表 リンクタイプ Plusで設定される取引状態一覧(カード編集)

取引状態 説明
URL発行済み CREATE カード編集URL取得APIを実行して、URLを発行した状態
メール送信済み SEND お客様にカード編集URL案内メールを送信した状態
手続き開始 START リンクタイプ Plusカード編集URLにお客様がアクセスしカード編集画面を表示した状態
確認中 CONFIRM お客様がカード編集画面上で確定ボタンを押下し、決済確認画面を表示した状態
要求成功 REQSUCCESS 本人認証サービスを利用し、お客様が認証中の状態
編集完了 SUCCESS カード編集手続きが完了した状態
編集失敗 ERROR カード編集手続きが失敗した状態(お客様の操作による決済手続きの中止を含みます)
期限切れ EXPIRED 加盟店様が指定した取引有効日数内にカード編集手続きが完了しなかった状態
無効 INVALID 加盟店様の操作によりリンクタイプ Plus取引が無効化された状態(加盟店様による取引中止)

注意

お客様がカード削除のみを行った場合、ステータスは「START」のままとなります。

本人認証機能

本章では本人認証機能を解説します。

本人認証機能の利用方法

決済機能またはカード編集機能でキー型のURLを作成する際、本人認証質問及び答えを指定した場合、本人認証が行われます。
本人認証質問及び答えを指定して作成したURLをお客様が加盟店様サイト上でクリックすると、弊社のリンクタイプ Plus本人認証画面に遷移します。
URLを作成する際に指定した本人認証答えをお客様が入力されると、決済またはカード編集画面に遷移します。

リンクタイプ Plus本人認証画面上で本人認証手続き

必要な情報を入力し、次へボタンを押下します。

入力した答えがURL作成時に指定した答えと一致する場合、決済画面またはカード編集画面に遷移します。

入力した答えがURL作成時に指定した答えと一致しない場合、再度本人認証画面を表示します。

ワンポイント

・本人認証質問は最大2つ指定出来ます。2つ指定した場合、どちらも答えを入力しなければ本人認証は成功しません。

リンクタイプ Plus URL作成について

リンクタイプ Plusを利用するためには、加盟店様にてリンクタイプ Plus URLを作成します。
作成したリンクタイプ Plus URLは、加盟店様サイトやメール本文に埋め込むことが可能です。

リンクタイプ Plus URLには以下の2種類がございます。利用用途に応じ、適宜ご利用ください。
種類によりURLは異なりますが、どちらの方法でもお客様に提供する機能は同一です。

種類 作成方法 特徴 決済URL構成詳細ページ カード編集URL構成詳細ページ
パラメータ型 ・加盟店様にて作成 ・実行パラメータがURLに含まれる
・URLが長くなる傾向
・APIを実行せずにURLが作成できる
パラメータ型決済URLの構成 パラメータ型カード編集URLの構成
キー型 ・URL取得APIを使用して作成
・管理画面にて作成

※API仕様はプロトコルタイプの章をご覧ください

・実行パラメータがURLに含まれない
・URLがパラメータ型に比べ、短い
・URL作成のため、APIの実行が必要
・クレジットカード決済の3DS2.0専用パラメータの指定が可能
キー型決済URLの構成 キー型カード編集URLの構成
パラメータ型、キー型の各機能対応状況表
機能 パラメータ型 キー型
URL発行API ×
クレジットカード決済
 3DS2.0専用パラメータの指定
×
多通貨クレジットカード(DCC)決済
 3DS2.0専用パラメータの指定
×
本人認証 ×
決済完了通知メール
入金手続き完了通知メール
カード編集手続きメール
決済URL案内メール ×
購入ありがとうメール ×
決済URL案内SMS ×
カード編集URL案内メール ×
登録完了メール ×
カード編集URL案内SMS ×

エラーメッセージ表示例

赤枠箇所に、エラーコードに合わせたメッセージが表示されます。詳細はエラーコード一覧をご参照ください。